朗読作品

1.羅生門

あらすじ

平安時代。飢饉や辻風など天変地異が続き都が寂れてきた、そんなある時、一人の下人が羅生門の下で雨やみを待っていた。
仕えてきた主人に解雇され途方にくれていた下人は、「盗人」になる決意をしきれず、ぼんやり、雨を眺めていた。
羅生門の上に人の気配を感じた下人が門の上を覗き込むと、身寄りのない、打ち捨てられた死体の中に一人、老婆が立っていた。

著者

芥川龍之介
誕生 1892年 3月1日
東京市京橋区入船町8丁目
死没 1927年7 月24日(満35歳没)

代表作

『芋粥』『藪の中』『地獄変』『歯車』など

2.ごんぎつね

あらすじ

ある山の中に、ひとりぼっちで住んでいた「ごんぎつね」。 ごんやいたずら好きで、村人を困らせていた。 ある日、村の若者の兵十が、小川で魚を獲っていたのを見つけたごんは、獲った魚やうなぎを逃がしてしまう。それは兵十が母親のために獲っていたものだった。 ある日兵十の母親の葬列を見て、ごんは後悔し、償いをしようと決心する。

著者

新美南吉
誕生 1913年7月30日
愛知県知多郡半田町(現・半田市)
死没 1943年3月22日(満29歳没)

代表作

『ごん狐』(1932年)『おぢいさんのランプ』(1942年)『牛をつないだ椿の木』(1943年)『手袋を買いに』(1943年)など

3.よだかの星

あらすじ

よだかは、美しいかわせみやはちすずめの兄弟でありながら、その「みにくさ」ゆえに他の鳥たちから嫌われていた。
いったい僕は、なぜこんなに嫌がられるんだろう。
鷹に名前を変えろと強要されたよだかは、生きることに絶望する。
太陽や星に自分の願いをかなえてもらおうと、よだかは飛び立った。

著者

宮澤 賢治
誕生 1896年8月27日 (戸籍上は8月1日)
岩手県稗貫郡里川口村 (現・花巻市)
死没 1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

4.夢十夜 第一夜、第二夜

あらすじ

第一夜
死に際の女に、「百年、私の墓のそばに坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」と頼まれた。いつまでも待っている間に、いつの間にか百年経っていた。
第二夜
無とは何か。侍なら悟れぬはずはない。悟れなければお前は侍ではない。そう和尚に挑発された侍は、悟りを開くため、必死に考え続けるのであった。

著者

夏目漱石
誕生 1867年2月9日
江戸牛込馬場下横町 (現、東京都新宿区喜久井町)
死没 1916年12月9日(満49歳没)

代表作

『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』『三四郎』『こゝろ』など

5.四谷怪談

あらすじ

田宮又左衛門の養子だったお岩は、疱瘡を患って醜女になってしまった。病で亡くなった又左右衛門の跡目を継がせるため、又市は口車に乗せて、お岩の外見を知らない浪人の伊右衛門を、婿養子としてお岩に嫁がせた。伊右衛門は、お岩を疎み、喜兵衛にお岩との離縁を頼む。喜兵衛はお岩を騙し、伊右衛門とお岩との離縁に成功する。お岩はそのことを後で知り、恨みに狂うのであった。

著者

田中貢太郎
誕生 1880年3月2日
高知県長岡郡三里村(現:高知市)
死没 1941年2月1日(満61歳没)

代表作

『田中貢太郎見聞録』『旋風時代』など

6.遊星植民説

あらすじ

人間を、地球以外の遊星へ植民させる『遊星植民説』を唱えた天才科学者、ゴーゴンゾラ博士。変わり者でも知られる彼を取材するために、一人の美人編集者が研究室を訪れる。その美貌で博士に気に入られた彼女は、順調に取材をこなしていくが・・・

著者

海野十三
誕生 1897年12月26日
徳島県徳島市
死没 1949年5月17日(満51歳没)

代表作

『振動魔』、『爬虫館事件』、『赤外線男』、『俘囚』、『地球盗難』など

7.銀河鉄道の夜(上)

あらすじ

ジョバンニは、お父さんが漁に行ったまま帰らず、お母さんが病床にあるため、苦しかった家計を支えるために活版所で働いていた。

小学校の同級生から、父親がいないことを理由にいじめられていたが、幼なじみのカムパネルラだけは、ジョバンニに優しかった。

ケンタウル祭の夜、ジョバンニはお母さんのために牛乳を取りに行くが、その途中でいじめっ子達に会う。お父さんのことをからかわれ、一人落ち込んで、丘に寝転ぶジョバンニ。

気がつくと、ジョバンニはカムパネルラと一緒に、銀河鉄道に乗っていた。二人の旅が始まったのである。

※銀河鉄道の夜(上)では、『一、午后の授業』から『六、銀河ステーション』までを朗読します。

※「銀河鉄道の夜」は未完のまま作者が亡くなっているため、原文にかけている部分がございます。朗読ではその部分を諸説から補って読んでおりますので、原文(字幕)と異なる部分がございますが、あらかじめご了承下さい。

著者

宮澤 賢治
誕生 1896年8月27日 (戸籍上は8月1日)
岩手県稗貫郡里川口村 (現・花巻市)
死没 1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

8.智恵子抄

あらすじ

詩人高村光太郎の妻智恵子。彼女と結婚する前から、彼女の死後までを綴った詩集『智恵子抄』から、朗読少女『乙葉しおり』が好きな詩を選び、朗読します。朗読する詩は、『樹下の二人』『狂奔する牛』『金』『鯰』『あどけない話』『レモン哀歌』『亡き人に』の7編となります。

著者

高村光太郎
誕生 1883年3月13日
東京府下谷区(現・東京都台東区)
死没 1956年4月2日 (満74歳没)

代表作

『道程』『智恵子抄』など

9.源氏物語 桐壺

あらすじ

平安時代のある帝の御代のこと。帝から寵愛を受けた桐壺更衣は、他の妃たちからの嫉妬や嫌がらせが原因で、3歳の皇子を残し病死してしまう。忘れ形見となった皇子を帝はたいそう愛したが、高名な占い師から「皇子は国の親となる相を持っているが、もしそうなると国が乱れる」と進言され、皇子を源氏姓へ下してしまう。桐壺更衣をどうしても忘れられない帝は、よく似た先帝の姫を娶ることにする。姫は藤壺女御と呼ばれた。

元服を迎えた源氏の君は、その光り輝くような美貌から「光る君」と呼ばれ、左大臣家の姫、葵の上と結婚をする。しかし、その結婚はうまくはいかなかった。亡き母の面影を持つという義母、藤壺女御へと、光る君の心は向かっているのだった。

※漢字の読み方は、底本に従って朗読しております。予めご了承下さい。

著者

紫式部
生没年不詳(平安時代中期)
京都出身

代表作

『源氏物語』

訳者

與謝野晶子
誕生 1878年(明治11年)12月7日
大阪府堺市(現在の堺区)出身
死没 1942年(昭和17年)5月29日(満64歳没)

代表作

『みだれ髪』『蜻蛉日記』など

10.銀河鉄道の夜(中)

あらすじ

ジョバンニは、お父さんが漁に行ったまま帰らず、お母さんが病床にあるため、苦しかった家計を支えるために活版所で働いていた。

小学校の同級生から、父親がいないことを理由にいじめられていたが、幼なじみのカムパネルラだけは、ジョバンニに優しかった。

ケンタウル祭の夜、ジョバンニはお母さんのために牛乳を取りに行くが、その途中でいじめっ子達に会う。お父さんのことをからかわれ、一人落ち込んで、丘に寝転ぶジョバンニ。

気がつくと、ジョバンニはカムパネルラと一緒に、銀河鉄道に乗っていた。二人の旅が始まったのである。

※銀河鉄道の夜(中)では、『七、北十字とプリオシン海岸』から『九、ジョバンニの切符』の前半部分までを朗読します。

※「銀河鉄道の夜」は未完のまま作者が亡くなっているため、原文にかけている部分がございます。朗読ではその部分を諸説から補って読んでおりますので、原文(字幕)と異なる部分がございますが、あらかじめご了承下さい。

著者

宮澤 賢治
誕生 1896年8月27日 (戸籍上は8月1日)
岩手県稗貫郡里川口村 (現・花巻市)
死没 1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

11.イン・ザ・プール(前)

あらすじ

「いらっしゃーい」

身体の不調を訴え、「伊良部総合病院」の精神科を訪れた大森和雄を待っていたのは甲高い医者の声だった。
「そうか、ただの不定愁訴か」
「たとえば、繁華街でやくざを闇討ちして歩くとかね」

患者に対しお気楽にとんでもない診察をする、病院の跡取り息子、伊良部一郎。

和雄はストレス解消のために水泳を始め、伊良部とともにリハビリを続けていく。
そんな和雄を待っているのは・・・

※イン・ザ・プール(前)では前半の2節を朗読します。

著者

奥田英朗
誕生 1959年10月23日
岐阜県岐阜市

代表作

『空中ブランコ』『サウスバウンド』『家日和』『オリンピックの身代金』など

12.走れメロス

あらすじ

素朴な青年メロスは、人間不信のために多くの人を殺めている、暴君ディオニス王の話を聞き、激怒する。
王に捕えられたメロスは、即刻処刑となるところ、親友のセリヌンティウスを人質とすることを条件に3日間の猶予を得る。
メロスはその3日間で妹の結婚式を挙げ、必ず戻ってくると約束する。

人間を信じぬディオニスに、殺されるため、そして正義を見せるため、メロスは走る。

著者

太宰治
誕生 1909年6月19日
青森県北津軽郡金木村(現 五所川原市)
死没 1948年6月13日(満38歳没)

代表作

『津軽』『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』など

13.注文の多い料理店

あらすじ

猟銃を構えた2人の青年紳士が山奥に狩猟にやってきた。
山の恐ろしさに、案内人が姿を消し、連れていた猟犬が2匹とも死んでしまう中でも、金銭的な損失のほうを気にする2人。
彼らが下山を決意した時には、一層強くなった風に山を降りることが出来なくなってしまっていた。

途方に暮れていた彼らの前に姿を見せたのは「西洋料理店 山猫軒」というレストランだった。
彼らはこれ幸いと店内に足を踏み入れる。

「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい」

扉を開けるごとに注意書きが現れる奇妙な料理店。おいしい料理との出会いを夢見る彼らは、どんどん奥に進んでいくが・・・

著者

宮澤 賢治
誕生 1896年8月27日 (戸籍上は8月1日)
岩手県稗貫郡里川口村 (現・花巻市)
死没 1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

14.山月記

あらすじ

隴西の李徴は若くして位の高い役人となり、天才とされていた。
しかし、彼はその地位に満足できず、詩家として死後100年に名を残そうと思い、職を辞した。
その後、自らの詩作に絶望し、生活の困窮から再び官職につくことになったが、彼は、その生活を屈辱的に感じ、ついに発狂して行方知れずとなった。

李徴の数少ない友達だった袁サン(『サン』は人偏に「参」の旧字体)は、翌年、嶺南に向かう途中、人食い虎の出るという地に赴いた。

危険を顧みずに進む袁サンの前に現れた1匹の虎。
それは姿を変えた李徴であった。

著者

中島敦
誕生 1909年5月5日
東京市四谷区箪笥町(現新宿区三栄町)
死没 1942年12月4日(満33歳没)

代表作

『山月記』『光と風と夢』『李陵』など

15.船中八策 ~坂本龍馬に寄せて~

あらすじ

『伏して願わくは公明正大の道理に基き、一大英断を以て天下更始一新せん。』

幕末を颯爽と駆け抜け、誰もが不可能と思っていた薩長同盟を成し遂げた坂本龍馬。 そんな龍馬が、上洛中の洋上でまとめたとされるのが、この「船中八策」です。

当時には画期的だった政策の基本指針の数々には、どんな意味が込められているのか? 「船中八策」の内容を、龍馬の生涯を振り返りながら、乙葉しおりのナビゲートでお送りします。

著者

坂本龍馬
誕生 1835年11月15日
土佐国
死没 1867年11月15日(満32歳没)

16.銀河鉄道の夜(下)

あらすじ

ジョバンニは、お父さんが漁に行ったまま帰らず、お母さんが病床にあるため、苦しかった家計を支えるために活版所で働いていた。

小学校の同級生から、父親がいないことを理由にいじめられていたが、幼なじみのカムパネルラだけは、ジョバンニに優しかった。

ケンタウル祭の夜、ジョバンニはお母さんのために牛乳を取りに行くが、その途中でいじめっ子達に会う。お父さんのことをからかわれ、一人落ち込んで、丘に寝転ぶジョバンニ。

気がつくと、ジョバンニはカムパネルラと一緒に、銀河鉄道に乗っていた。二人の旅が始まったのである。

※銀河鉄道の夜(下)では、『九、ジョバンニの切符』の後半から最後までを朗読します。

※「銀河鉄道の夜」は未完のまま作者が亡くなっているため、原文にかけている部分がございます。朗読ではその部分を諸説から補って読んでおりますので、原文(字幕)と異なる部分がございますが、あらかじめご了承下さい。

著者

宮澤 賢治
誕生 1896年8月27日 (戸籍上は8月1日)
岩手県稗貫郡里川口村 (現・花巻市)
死没 1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

17.イン・ザ・プール(後)

あらすじ

「いらっしゃーい」

身体の不調を訴え、「伊良部総合病院」の精神科を訪れた大森和雄を待っていたのは甲高い医者の声だった。
「そうか、ただの不定愁訴か」
「たとえば、繁華街でやくざを闇討ちして歩くとかね」

患者に対しお気楽にとんでもない診察をする、病院の跡取り息子、伊良部一郎。

和雄はストレス解消のために水泳を始め、伊良部とともにリハビリを続けていく。
そんな和雄を待っているのは・・・

※イン・ザ・プール(後)では後半の2節を朗読します。

著者

奥田英朗
誕生 1959年10月23日
岐阜県岐阜市

代表作

『空中ブランコ』『サウスバウンド』『家日和』『オリンピックの身代金』など

18.トロッコ

あらすじ

良平は、毎日村はずれの工事を見に行っていた。
工事をというよりも、トロッコが見たかったのだ。

トロッコへ乗りたい、いや乗れないまでも押してみたい。

そして、ついにその夢がかなう時が来た。
ある日、トロッコを運搬している土工に頼み込んだところ、快く押させてくれたのだ。
とても興奮し、土工と一緒にトロッコを押す良平だったが、しばらくして、あまりにも遠くに来てしまったことに気づく。

著者

芥川龍之介
誕生 1892年3月1日
東京市京橋区入船町8丁目
死没 1927年7月24日(満35歳没)

代表作

『芋粥』『薮の中』『地獄変』『歯車』など

19.フランダースの犬(前)

あらすじ

貧乏なおじいさんに育てられた少年ネルロと、フランダース産の大きな犬パトラッシュ。
ネルロはパトラッシュが前の主人に捨てられたときに出逢い、それ以来ふたりはこれ以上なく親しくなりました。

ネルロとパトラッシュとおじいさんは、小さな小屋でつつましく暮らし、牛乳を運んでわずかな日銭を稼いでいました。
貧乏な中でも優しい人たちと出会い、3人で幸せな毎日を過ごしていたのです。

しかし、ある日、ある出来事を境に、しあわせな毎日が変わっていきます。

ネルロには夢がありました。
いつか偉大な画家になるという大きな夢です。

つらい状況に置かれながらも、家族と夢のために進むネルロ。
そんな中、アントワープの町の絵の審査会の日がやってくるのです。

※『フランダースの犬(前)』では、『フランダースの犬』の前半部分を朗読します。

著者

マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー
誕生 1839年1月1日
イギリス・サフォーク州 出身
死没 1908年1月25日(満69歳没)

代表作

『フランダースの犬』

20.フランダースの犬(後)

あらすじ

貧乏なおじいさんに育てられた少年ネルロと、フランダース産の大きな犬パトラッシュ。
ネルロはパトラッシュが前の主人に捨てられたときに出逢い、それ以来ふたりはこれ以上なく親しくなりました。

ネルロとパトラッシュとおじいさんは、小さな小屋でつつましく暮らし、牛乳を運んでわずかな日銭を稼いでいました。
貧乏な中でも優しい人たちと出会い、3人で幸せな毎日を過ごしていたのです。

しかし、ある日、ある出来事を境に、しあわせな毎日が変わっていきます。

ネルロには夢がありました。
いつか偉大な画家になるという大きな夢です。

つらい状況に置かれながらも、家族と夢のために進むネルロ。
そんな中、アントワープの町の絵の審査会の日がやってくるのです。

※『フランダースの犬(後)』では、『フランダースの犬』の後半部分を朗読します。

著者

マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー
誕生 1839年1月1日
イギリス・サフォーク州 出身
死没 1908年1月25日(満69歳没)

代表作

『フランダースの犬』

21.蜜柑

あらすじ

冬の日暮。いいようのない疲労と倦怠とが身を包む中、横須賀発の上り、二等客車に乗り込む。
発車の笛が鳴り、かすかに心のくつろぎを感じたとき、けたたましい音を立てて13、4の小娘が客車に入ってきた。
身なりの不潔さ、下品な顔立ち、3等の切符を握りしめて2等に乗り込んでくる愚鈍な彼女にいらつきながらも、汽車は進んでいく。

ふと目を覚ました時、小娘は重い窓を開けようとしていた。
汽車は今まさにトンネルに入ろうとしているところであった。
客車の中に煤煙がなだれ込んだことで、怒り心頭となった男が見た光景とは・・・

著者

芥川龍之介
誕生 1892年3月1日
東京市京橋区入船町8丁目
死没 1927年7月24日(満35歳没)

代表作

『芋粥』『薮の中』『地獄変』『歯車』など

22.やまなし

あらすじ

『クラムボンはわらつたよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらつたよ。』

二匹の蟹の子供らが青じろい水の底で話していた。
その日、魚が現れ、クラムボンを殺し、そしてカワセミが魚をさらっていく。

そんな水の底で、二匹の子供の蟹はいろいろな光景を見つめている。

著者

宮澤 賢治
誕生 1896年8月27日 (戸籍上は8月1日)
岩手県稗貫郡里川口村 (現・花巻市)
死没 1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

23.わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か?(1)

あらすじ

日々愛欲に悶える中学生・峰倉あすみ。ある朝、怪しい虚無僧に渡されたコンタクトレンズを通して彼女が見たものは、水着やブルマ、メイド服を纏って教室を占拠する《妄想少女》たちだった! 彼女のいない男子なら誰もが望む妄想の彼女。だが、あすみの愛する高柳君にはいない!? 学校一の《妄想美少女》リサたちと、奪・高柳君に燃えるあすみの恋はどうなる!? 第12回エンターブレインえんため大賞優秀賞、学校では教えてくれない愛欲まみれの超いまどきリア中ラブコメ!!

※ 『わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か?(1)』では、第一章までを朗読しています。

(c)2011 Yui Yano・Akino Miyabi/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

やのゆい
青森生まれの東京育ち。
多感な思春期を経て、敏感肌を持ち、調理師免許を得た後、人に言えない妄想をしながら宮沢賢治に共感しつつグスコーブドリになりたいと願い、第12回エンターブレインえんため大賞優秀賞受賞の本作でデビュー。少しずつ前進してるかな、と思う今日この頃です。

イラストレーター

みやびあきの
1984年6月21日生まれ。
福岡出身、東京在住。色彩豊かでかわゆい女の子を描く、新進気鋭の漫画家兼イラストレーター。ねことカフェと和モノが大好き。

24.犬とハサミは使いよう(1)

あらすじ

「読 ま ず に 死 ね る か !!」
ある日突然、強盗に殺された俺。
だが本バカゆえの執念で奇跡の生還を果たした――ダックスフンドの姿で。って何で犬!? 本読めないじゃん!!
悶える俺の前に現れたのは、ハサミが凶器のサド女、夏野霧姫【なつのきりひめ】。どう見ても危険人物です。
でも犬【おれ】の言葉が分かる、しかもその正体は俺も大ファンの作家、秋山忍【あきやましのぶ】本人だった!?
どうなる俺、あと俺を殺した強盗はどこ行った――!?
第12回エンターブレインえんため大賞優秀賞のミステリ系不条理コメディ!!

※ 『犬とハサミは使いよう(1)』では、第一章までを朗読しています。

(c)2011 Shunsuke Sarai・Testuhiro Nabeshima/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

更伊俊介
千葉県某大学の工学部卒『更』と文学部卒『伊』の二人組。
卒業後数年たった後に『更』が『一緒に小説家目指そうぜ!』と言いだしたのをきっかけに二人で小説の投稿を始める。紆余曲折の末に本作で第12回エンターブレインえんため大賞優秀賞を受賞。二人とも、趣味は読書と書店探索。本の重みで部屋の床が抜け落ちやしないか心配な日々を送っている。

イラストレーター

鍋島テツヒロ
エッジの効いた絵柄で物語を彩る新鋭イラストレーター。
イラスト担当作品に、『ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。』(一迅社)など。
猫による癒しを求めてさまよったり、ねんぷちの頭部を入れ替えたりして日々を過ごす。
あと最近買ったフレーバー珈琲が、すっごく甘い香りにもかかわらず味は珈琲そのままでギャップ萌え。

25.マッチ売りの少女

あらすじ

大晦日の夜、小さな少女が一人、寒空の下でマッチを売っていた。
マッチは売れなかったが、家に帰るとお父さんに怒られるため、帰ることもできない。

寒さのあまり少女は売り物のマッチを一本、シュッと音を立てて火をつける。
マッチの炎と共に現れたのは、暖かいストーブや美味しそうな鵞鳥の料理。
それは、火が消えると消えてしまう、幻想であった。

それでも少女は、次々とマッチを擦っていく。

著者

ハンス・クリスチャン・アンデルセン
誕生 1805年4月2日
デンマーク王国 オーデンセ 出身
死没 1875年8月4日(満70歳没)

代表作

『マッチ売りの少女』『裸の王様』『人魚姫』など

訳者

結城浩
誕生 1963年
プログラミング言語、デザインパターン、暗号、数学などの分野で入門書を執筆。『数学ガール』シリーズは累計10万部を突破。J.S.バッハの「フーガの技法」が大好きな、プロテスタントのクリスチャン。
http://www.hyuki.com/

26.バカとテストと召喚獣(1)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(1)』では第二問までを朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

27.人間失格(1)

あらすじ

大庭葉蔵は、自分には人間というものが見当つかない。まともに人と会話が出来ないといいます。
そんな自分の、人間への最後の求愛として採ったのが、「道化」として生きることでした。
葉蔵は、家族はもちろん、下男、下女にまでお道化た人物を演じて生きていくのです。

※ 『人間失格(1)』では第一の手記までを朗読しています。

著者

太宰治
誕生 1909年6月19日
青森県北津軽郡金木村(現 五所川原市)
死没 1948年6月13日(満38歳没)

代表作

『津軽』『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』など

28.人間失格(2)

あらすじ

大庭葉蔵は、自分には人間というものが見当つかない。まともに人と会話が出来ないといいます。
そんな自分の、人間への最後の求愛として採ったのが、「道化」として生きることでした。
葉蔵は、家族はもちろん、下男、下女にまでお道化た人物を演じて生きていくのです。

中学に入り、初めて自分の道化を見破られ恐れおののき、高校では友人堀木に誘われ左翼運動に関わり、葉蔵は世間を恐怖したまま生活をしていきます。

そんな葉蔵の向う先は女性と酒でした。

そんな人生の中で、葉蔵は知り合った女性と一緒に、ある事件を起こしてしまうのです。

※ 『人間失格(2)』では第二の手記の前半を朗読しています。

著者

太宰治
誕生 1909年6月19日
青森県北津軽郡金木村(現 五所川原市)
死没 1948年6月13日(満38歳没)

代表作

『津軽』『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』など

29.舞姫

あらすじ

19世紀末、国家と生家の期待を担ってドイツに留学した太田豊太郎は、日本の封建的な文化とは異なる空気に触れ、それまでの自己に疑問を持ち、自他に批判を強めるようになっていく。

そんなある日、彼は古びた教会の裏道で泣き崩れる美しき少女、エリスに出会う。
言葉に尽くせないほどの美しさと清らかさを持つ少女に心を奪われた豊太郎は、彼女の苦難に力を貸すことなった。

しかし、日頃同僚たちに妬まれていた彼は、その件がきっかけでその地位を剥奪され、異国の地で孤立してしまう。

儚き美少女エリスへの愛情と、望郷の想いとに揺らぎながら、豊太郎は幼き「舞姫」と生活を共にしていくのであった。

※ 字幕におきまして、底本で「二の字点」を使われている部分はひらがなに変更させていただいております。あらかじめご了承下さい。


著者

森鴎外
誕生 1862年2月17日
石見国津和野(現 島根県津和野町)
死没 1922年7月9日(満60歳没)

代表作

『舞姫』『山椒大夫』『高瀬舟』『阿部一族』など

30.人間失格(3)

あらすじ

大庭葉蔵は、自分には人間というものが見当つかない。まともに人と会話が出来ないといいます。そんな自分の、人間への最後の求愛として採ったのが、「道化」として生きることでした。

葉蔵は、家族はもちろん、下男、下女にまでお道化た人物を演じて生きていくのです。

中学に入り、初めて自分の道化を見破られ恐れおののき、高校では友人堀木に誘われ左翼運動に関わり、葉蔵は世間を恐怖したまま生活をしていきます。

そんな葉蔵の向う先は女性と酒でした。

そんな人生の中で、葉蔵は知り合った女性と一緒に、ある事件を起こしてしまうのです。

※ 『人間失格(3)』では第二の手記の後半を朗読しています。

著者

太宰治
誕生 1909年6月19日
青森県北津軽郡金木村(現 五所川原市)
死没 1948年6月13日(満38歳没)

代表作

『津軽』『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』など

31.人間失格(4)

あらすじ

大庭葉蔵は、自分には人間というものが見当つかない。まともに人と会話が出来ないといいます。そんな自分の、人間への最後の求愛として採ったのが、「道化」として生きることでした。

葉蔵は、家族はもちろん、下男、下女にまでお道化た人物を演じて生きていくのです。

中学に入り、初めて自分の道化を見破られ恐れおののき、高校では友人堀木に誘われ左翼運動に関わり、葉蔵は世間を恐怖したまま生活をしていきます。

そんな葉蔵の向う先は女性と酒でした。

そんな人生の中で、葉蔵は知り合った女性と一緒に、ある事件を起こしてしまうのです。

一人生き残った葉蔵は家族からも勘当され、苦しい生活を送ります。

女性と出会い、別れ、そんな生活をしているうちに葉蔵は、一人の女性と出会い、少しずつ変わっていきます。
しかし、その女性を内縁の妻に迎え、幸せな生活を送る葉蔵に、さらなる衝撃が襲います。

そしてそれを境に、また葉蔵の生活は、激変していくのです。

※ 『人間失格(4)』では第三の手記の前半を朗読しています。

著者

太宰治
誕生 1909年6月19日
青森県北津軽郡金木村(現 五所川原市)
死没 1948年6月13日(満38歳没)

代表作

『津軽』『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』など

32."文学少女"と死にたがりの道化 (1)

あらすじ

「どうかあたしの恋を叶えてください!」何故か文芸部に持ち込まれた依頼。それは、単なる恋文の代筆のはずだったが……。
物語を食べちゃうくらい深く愛している"文学少女"天野遠子と、平穏と平凡を愛する、今はただの男子高校生、井上心葉。
ふたりの前に紡ぎ出されたのは、人間の心が分からない、孤独な"お化け"の嘆きと絶望の物語だった――!
野村美月が贈る新味、口溶け軽めでちょっぴりビターな、ミステリアス学園コメディ、開幕!!

※ 『“文学少女”と死にたがりの道化(1)』では、一章までを朗読しています。

(c)2006 Mizuki Nomura・Miho Takeoka/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.


著者

野村美月
知る人ぞ知る合唱王国福島出身。幼い頃より「物語」を作るのが好きで、作家を目指す。
『赤木山卓球場に歌声は響く』で第3回エンターブレインえんため大賞小説部門最優秀賞を受賞。
趣味、朝寝、昼寝、夜寝、寝ること全般。
主著に『卓球場シリーズ』『Bad! Daddy』『うさ恋。』などがある。

イラスト

竹岡美穂
7月1日生まれ。東京都出身、埼玉県在中の絵描き屋さん。
お茶とウサギと古い博物図鑑、透明水彩と月光荘のスケッチブックをこよなく愛する。
絵を描くか、何か創っていれば大いに幸せ。 http://www.nezicaplant.com/

33.人間失格(5)

あらすじ

大庭葉蔵は、自分には人間というものが見当つかない。まともに人と会話が出来ないといいます。そんな自分の、人間への最後の求愛として採ったのが、「道化」として生きることでした。

葉蔵は、家族はもちろん、下男、下女にまでお道化た人物を演じて生きていくのです。

中学に入り、初めて自分の道化を見破られ恐れおののき、高校では友人堀木に誘われ左翼運動に関わり、葉蔵は世間を恐怖したまま生活をしていきます。

そんな葉蔵の向う先は女性と酒でした。

そんな人生の中で、葉蔵は知り合った女性と一緒に、ある事件を起こしてしまうのです。

一人生き残った葉蔵は家族からも勘当され、苦しい生活を送ります。

女性と出会い、別れ、そんな生活をしているうちに葉蔵は、一人の女性と出会い、少しずつ変わっていきます。
しかし、その女性を内縁の妻に迎え、幸せな生活を送る葉蔵に、さらなる衝撃が襲います。

そしてそれを境に、また葉蔵の生活は、激変していくのです。

※ 『人間失格(5)』では第三の手記の中盤を朗読しています。

著者

太宰治
誕生 1909年6月19日
青森県北津軽郡金木村(現 五所川原市)
死没 1948年6月13日(満38歳没)

代表作

『津軽』『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』など

34.オジいサン(1)

あらすじ

オジいサン――。

と、呼ばれた。
五月某日の早朝、寝床の中でのことである。
いや、実際に音として耳に聞こえた訳ではない。思い出しただけなのである。夢を見ていたのかもしれない。いや、そう呼ばれたこと自体が夢であったと云うことではなくて、そう呼ばれた記憶が睡眠中に夢として再生されていたのかもしれぬ、と云う意味である。

益子徳一、七十二歳、独身。定年後の人生を慎ましく送る独居老人の大真面目で平凡な日常を、そっとすくい上げて、覗いてみると――。
可笑しくて、温かくて、すこしだけ切ない「老人小説」。
高齢化社会を生きる全ての人に贈ります。

※『オジいサン(1)』では中央公論新社から刊行中の同名書籍の第一話「七十二年六カ月と一日 午前五時四十七分~六時三十五分」の前半を朗読しています。

(c)2011 京極夏彦/中央公論新社

著者

京極夏彦(きょうごくなつひこ)
1963年生まれ。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。
96年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞(長編部門)、97年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞を受賞。他の著作に『数えずの井戸』『死ねばいいのに』『西巷説百物語』などがある。
公式ホームページ「大極宮」
http://www.osawa-office.co.jp/

35.お菓子の大舞踏会

あらすじ

五郎君はお菓子が大好きな男の子。
ご飯も食べずにお菓子ばかりを食べる五郎君を心配して、両親はお菓子を隠してしまうのですが、かえって五郎君は怒って寝てしまうのでした。

翌日、やはり怒って起きてこない五郎君を懲らしめるために、両親は朝ご飯をかたずけて出かけてしまいました。

そんな時、家に小包が届きました。それは、兄さん夫婦から届いたお菓子でした。
念願のお菓子が手に入た五郎君は、夢中になってお菓子を食べてしまいます。

満足して蒲団に戻る五郎君。
しかしそんな彼の体に異変が起こります。

お腹の中で、お菓子たちの大舞踏会が始まります。

著者

夢野久作
誕生 1889年1月4日
福岡県福岡市
死没 1936年3月11日(満47歳没)
※ 本作初出時は「海若藍平」の名での署名されています。

代表作

『あやかしの鼓』『少女地獄』『ドグラ・マグラ』など

36.超訳ニーチェの言葉 エッセンシャル

あらすじ

ニーチェは「神は死んだ」という主張やナチズムとの関わりを噂されるなど、様々な伝説に彩られた孤高の哲人だが、実は彼は、ほとばしる生気、不屈の魂、高みを目指す意志に基づいた、明るく力強い言葉を多数残している。

本書は、それらの中から現代人のためになるものを選別している。
心ゆくまで、あなたの知らなかったニーチェの世界を堪能していただきたい。

※ 本作は、『超訳 ニーチェの言葉』の中から乙葉しおりがセレクトした42編を朗読します。

著者

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
誕生 1844年10月15日
ドイツの哲学者・古典文献学者。ヨーロッパ思想への痛烈な批判、永劫回帰、力への意志など、その鋭く独自の思想により、ハイデッガーをはじめとする二十世紀の哲学思想に大きな影響を与えた。

代表作

『ツァラトゥストラはかく語りき』、『善悪の彼岸』、『人間的な、あまりに人間的な』、『ショーペンハウアー』など

訳者

白取春彦
青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。
哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある。

37.人間失格(6)

あらすじ

大庭葉蔵は、自分には人間というものが見当つかない。まともに人と会話が出来ないといいます。そんな自分の、人間への最後の求愛として採ったのが、「道化」として生きることでした。

葉蔵は、家族はもちろん、下男、下女にまでお道化た人物を演じて生きていくのです。

中学に入り、初めて自分の道化を見破られ恐れおののき、高校では友人堀木に誘われ左翼運動に関わり、葉蔵は世間を恐怖したまま生活をしていきます。

そんな葉蔵の向う先は女性と酒でした。

そんな人生の中で、葉蔵は知り合った女性と一緒に、ある事件を起こしてしまうのです。

一人生き残った葉蔵は家族からも勘当され、苦しい生活を送ります。

女性と出会い、別れ、そんな生活をしているうちに葉蔵は、一人の女性と出会い、少しずつ変わっていきます。
しかし、その女性を内縁の妻に迎え、幸せな生活を送る葉蔵に、さらなる衝撃が襲います。

そしてそれを境に、また葉蔵の生活は、激変していくのです。

※ 『人間失格(6)』では第三の手記の後半とあとがきを朗読しています。

著者

太宰治
誕生 1909年6月19日
青森県北津軽郡金木村(現 五所川原市)
死没 1948年6月13日(満38歳没)

代表作

『津軽』『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』など

38.論語物語(1)

あらすじ

子貢は、その日、大きく胸を張って、腹の底まで朝の大気を吸いこみながら、ゆったりと、大股に歩いていた。孔子の勉強会に赴き、独自の理論を展開すること、そしてそれをほめてもらえる期待に胸を膨らます子貢。そんな子貢に、孔子はどう答えるのか。

 ――『論語』は「天の書」であるとともに「地の書」である。孔子は一生こつこつと地上を歩きながら、天の言葉を語るようになった人である。天の言葉は語ったが、彼には神秘もなければ、奇蹟もなかった。いわば、地の声をもって天の言葉を語った人なのである。…こうした『論語』のなかの言葉を、読過の際の感激にまかせて、それぞれに小さな物語に仕立ててみたいというのが本書の意図である。

と、『論語』とともに生きた著者・下村湖人は本書の序文で語る。本書はその意図が活き、『論語』の真髄を小説として、物語として、イメージゆたかに読み取ることができる。

※ 『論語物語(1)』では、「富める子貢」と「瑚璉」を朗読します。

著者

下村湖人 (しもむら・こじん)
作家、教育者、教育哲学者。
1884年、佐賀県に生まれる。17歳ころから「内田夕闇」の筆名で文芸誌に投稿し、年少詩人として全国的に知られようになる。1909年、東京帝国大学文学科を卒業し、1911年、母校の佐賀中学校で教鞭をとる。唐津中学校長などを歴任したのち、日本統治下の台湾へと渡った。台中第一中学校校長、台北高等学校校長となり、1931年に教職を辞任。1933年、大日本青年団講習所長に就任し、在任中に小説『次郎物語』の執筆を開始する。1937年に講習所所長を辞任し、文筆活動と全国での講演活動に専念、昭和前期の青少年社会教育に大きな影響を与えた。1938年、『論語物語』を出版。1955年、逝去。

代表作

『現代訳論語』『この人を見よ』 など

39.花もて語れ

あらすじ

「せいたかのっぽのキリンさん、カバさん見上げて言いました。『どうしてあなたが私の上に?』」
両親を亡くし、地方に住む叔母に引き取られた7歳のハナは、引っ込み思案な性格が災いし、友達の前でも、先生の前でも声が出ない。ハナの声が出るのは、雲を見ながら想像し、思いついた物語をつぶやくときだけだった。
そんな中、なんとハナは、学芸会でナレーション役をつとめることに。声が出ないハナにとっては不可能すぎる大役。ところが、偶然出会った、朗読をやっていると言う教育実習生は、ハナに向かって言うのだった。「きっと伝わる。伝えたい気持ちがあれば」

朗読という題材を通じて、「想いを伝えること」「想いが伝わること」の素晴らしさを描いた、話題のコミック。「朗読少女」と、夢のコラボレーション!!

※『花もて語れ』では、コミックス第1集の第0話を朗読しています。

(C)片山ユキヲ・東百道/小学館・月刊!スピリッツ連載中

著者

片山ユキヲ
漫画家。代表作に『空色動画』。『うしおととら』の藤田和日郎のもとで(長ーい)アシスタント生活を経て独立。尊敬する人はおそらく藤田和日郎。著作には、ネットで物語や表現方法について、多くの反響を受けるが、絵が上手いと褒められたことは皆無。今欲しいものは「可愛い女の子の描き方」という本。

朗読協力&朗読原案

東百道
著書は「朗読の理論」(木鶏社)。『花もて語れ』では朗読の理論面で協力し、『やまなし』以降の朗読原案を提供。

40.オジいサン(2)

あらすじ

オジいサン――。

と、呼ばれた。
五月某日の早朝、寝床の中でのことである。
いや、実際に音として耳に聞こえた訳ではない。思い出しただけなのである。夢を見ていたのかもしれない。いや、そう呼ばれたこと自体が夢であったと云うことではなくて、そう呼ばれた記憶が睡眠中に夢として再生されていたのかもしれぬ、と云う意味である。

益子徳一、七十二歳、独身。定年後の人生を慎ましく送る独居老人の大真面目で平凡な日常を、そっとすくい上げて、覗いてみると――。
可笑しくて、温かくて、すこしだけ切ない「老人小説」。
高齢化社会を生きる全ての人に贈ります。

※『オジいサン(2)』では中央公論新社から刊行中の同名書籍の第一話「七十二年六カ月と一日 午前五時四十七分~六時三十五分」の後半を朗読しています。

(c)2011 京極夏彦/中央公論新社

著者

京極夏彦(きょうごくなつひこ)
1963年生まれ。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。
96年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞(長編部門)、97年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞を受賞。他の著作に『数えずの井戸』『死ねばいいのに』『西巷説百物語』などがある。
公式ホームページ「大極宮」
http://www.osawa-office.co.jp/

41.蜘蛛の糸

あらすじ

ある日の事、御釈迦様は極楽の蓮池から、地獄の底を覗き見ました。
そこではたくさんの罪人が苦しんでいましたが、その中からカンダタという男の姿を見つけました。
カンダタは生前、様々な悪事を働いた大泥棒でしたが、一度だけ、善行を働いていたのでした。
踏み殺そうと思った蜘蛛を、見逃したのです。
御釈迦様はよいことをした報いに、カンダタを助けたいと思い、一本の蜘蛛の糸を垂らしました。

著者

芥川龍之介
誕生 1892年3 月1日
東京市京橋区入船町8丁目
死没 1927年7 月24日(満35歳没)

代表作

『芋粥』『藪の中』『地獄変』『歯車』など

42.時をかける少女(1)

あらすじ

ある日、中学生の芳山和子は、同級生の深町一夫や浅倉吾朗と理科室の掃除をしていた。
掃除用具を片付けようと実験室のドアに手をかけたとき、不審な物音を聞きつける。
しかし、そこには人の姿はなく、教室には床に落ちた試験管の中の液体から不思議な香りが立ち込めていた。
その香りを嗅いだ和子は、意識を失ってしまう。
3日後、深夜に起こった地震により吾朗の隣の家が火事になる。
そして、その翌日の朝、吾朗とともに交通事故に巻き込まれそうになったとき、不思議な出来事が起こる。
事故の直前、意識を失った和子は、気がつくと家のベッドの上にいたのだ。
何事もない朝、しかし授業が始まると、昨日と同じ授業をしていることに気がついた。
「時間が逆戻りしている」

※ 「時をかける少女」は4部作となります。

著者

筒井康隆
誕生 1934年9月24日
大阪府大阪市

代表作

『家族八景』『虚人たち』『虚航船団』『朝のガスパール』など

43.源氏物語 若紫(上)

あらすじ

源氏、18歳の時。
瘧病(わらわやみ)にかかった源氏は、加持のために北山を訪れた。
加持の合間、北山を散策する源氏が見つけたのは、少女は雀の子に逃げられたのを嘆く、まだ幼い少女だった。
源氏は、その少女の中に藤壺女御の面影を見出し、結婚を申し込む。
だが、少女の祖母の尼君は、少女がまだ幼すぎるのを理由に、断るのである。

著者

紫式部
生没年不詳(平安時代中期)
京都出身

代表作

『源氏物語』

訳者

与謝野晶子
誕生 1878年(明治11年)12月7日
大阪府堺市(現在の堺区)出身
死没 1942年(昭和17年)5月29日(満64歳没)

代表作

『みだれ髪』など

44.応援メッセージ

あらすじ

東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

この度は、震災に際しまして、多くの著者様よりメッセージをいただきました。

そのメッセージを乙葉しおりが朗読します。

(朗読は順不同となっております)


メッセージにご協力頂きました方々

板垣恵介、片山ユキヲ、種村有菜、植芝理一、香山リカ、明橋大二、道尾秀介、 清涼院流水、野尻抱介、中谷彰宏、木暮太一、渋澤健、はづき虹映、小宮一慶、 山田真哉、和田裕美、日本ファルコム株式会社(順不同・敬称略)

45.バカとテストと召喚獣(2)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(2)』では第四問前半を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回えんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

46.雨ニモマケズ/永訣の朝

あらすじ

「雨ニモマケズ」は、宮沢賢治没後に手帳から見つかったメモです。
闘病中の彼の想いが綴られた内容となっています。

「永訣の朝」は詩集『春と修羅』の中に掲載された一篇です。
妹・トシが24歳の若さで亡くなった、その時の想いを綴ったものとなっています。

宮沢賢治の特に有名な詩、二篇を朗読しました。
彼の心のうちの想いを、ぜひお聴きください。

著者

宮澤 賢治
誕生 1896年8月27日 (戸籍上は8月1日)
岩手県稗貫郡里川口村 (現・花巻市)
死没 1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

47.時をかける少女(2)

あらすじ

ある日、中学生の芳山和子は、同級生の深町一夫や浅倉吾朗と理科室の掃除をしていた。
掃除用具を片付けようと実験室のドアに手をかけたとき、不審な物音を聞きつける。
しかし、そこには人の姿はなく、教室には床に落ちた試験管の中の液体から不思議な香りが立ち込めていた。
その香りを嗅いだ和子は、意識を失ってしまう。
3日後、深夜に起こった地震により吾朗の隣の家が火事になる。
そして、その翌日の朝、吾朗とともに交通事故に巻き込まれそうになったとき、不思議な出来事が起こる。
事故の直前、意識を失った和子は、気がつくと家のベッドの上にいたのだ。
何事もない朝、しかし授業が始まると、昨日と同じ授業をしていることに気がついた。
「時間が逆戻りしている」

※ 「時をかける少女」は4部作となります。

著者

筒井康隆
誕生 1934年9月24日
大阪府大阪市

代表作

『家族八景』『虚人たち』『虚航船団』『朝のガスパール』など

48.手袋を買いに

あらすじ

雪の中、遊びから帰ってきた子狐の手は冷え切っていた。 その手を握りながら、母さん狐は手袋を買うことを思いつく。
町に出かける途中、母さん狐は子狐の片手を握って人間の子供の手に変え、そちらの手を出して、「手袋をください」というように教える。
もしも間違って狐の手を出してしまうと、怖い人間につかまってしまうと。
そして子狐は、1人で人間の町へ買い物に向った。

著者

新美 南吉
誕生 1913年7月30日
愛知県知多郡半田町(現・半田市)
死没 1943年3月22日(満29歳没)

代表作

『ごん狐』『おぢいさんのランプ』『牛をつないだ椿の木』『手袋を買いに』など

49.時をかける少女(3)

あらすじ

ある日、中学生の芳山和子は、同級生の深町一夫や浅倉吾朗と理科室の掃除をしていた。
掃除用具を片付けようと実験室のドアに手をかけたとき、不審な物音を聞きつける。
しかし、そこには人の姿はなく、教室には床に落ちた試験管の中の液体から不思議な香りが立ち込めていた。
その香りを嗅いだ和子は、意識を失ってしまう。
3日後、深夜に起こった地震により吾朗の隣の家が火事になる。
そして、その翌日の朝、吾朗とともに交通事故に巻き込まれそうになったとき、不思議な出来事が起こる。
事故の直前、意識を失った和子は、気がつくと家のベッドの上にいたのだ。
何事もない朝、しかし授業が始まると、昨日と同じ授業をしていることに気がついた。
「時間が逆戻りしている」

※ 「時をかける少女」は4部作となります。

著者

筒井康隆
誕生 1934年9月24日
大阪府大阪市

代表作

『家族八景』『虚人たち』『虚航船団』『朝のガスパール』など

50.源氏物語 若紫(中)

あらすじ

源氏、18歳の時。
瘧病(わらわやみ)にかかった源氏は、加持のために北山を訪れた。
加持の合間、北山を散策する源氏が見つけたのは、少女は雀の子に逃げられたのを嘆く、まだ幼い少女だった。
源氏は、その少女の中に藤壺女御の面影を見出し、結婚を申し込む。
だが、少女の祖母の尼君は、少女がまだ幼すぎるのを理由に、断るのである。

著者

紫式部
生没年不詳(平安時代中期)
京都出身

代表作

『源氏物語』

訳者

与謝野晶子
誕生 1878年(明治11年)12月7日
大阪府堺市(現在の堺区)出身
死没 1942年(昭和17年)5月29日(満64歳没)

代表作

『みだれ髪』など

51.大正野球娘。(1)

あらすじ

「一緒に野球をしていただきたいの」
――時は大正14年、良家の子女が通う東邦星華髙等女学院の生徒・鈴川小梅は、仲良しのお嬢こと小笠原晶子に頼まれて、男子チームと野球の試合で勝負をするはめになってしまった。
きっかけは晶子の許婚(いいなずけ)である岩崎荘介が晶子に対して発した何気ない一言。
曰く「女性に学歴は不要」
曰く「主婦として家庭に入るべき」
当時の社会ではごく一般的な考え方ではあるのだが、この言葉にカチーンときた晶子は、許婚が打ち込む野球でもって彼のハナをあかして、男尊女卑の考えを改めさせようと思い立つ。 小梅もまた、晶子の気持ちを知って共感。だが、野球のルールすら知らないふたりにとって、女性だけでチームのメンバー9人を揃えることからして難題であった。 可憐な乙女たちが、セーラー服をはためかせ、旧態依然たる世の男どもに一泡ふかせたいと、いざ出陣!
長篇青春スポーツ小説。

※ 『大正野球娘。(1)』では、第一章の前半を朗読します。

著者

神楽坂淳(Atsushi Kagurazaka)

代表作

作家。主な著作として『大正野球娘。』シリーズ(トクマ・ノベルズEdge)、『制服娘。』(集英社スーパーダッシュ文庫)、などがある。

52.時をかける少女(4)

あらすじ

ある日、中学生の芳山和子は、同級生の深町一夫や浅倉吾朗と理科室の掃除をしていた。 掃除用具を片付けようと実験室のドアに手をかけたとき、不審な物音を聞きつける。
しかし、そこには人の姿はなく、教室には床に落ちた試験管の中の液体から不思議な香りが立ち込めていた。その香りを嗅いだ和子は、意識を失ってしまう。3日後、深夜に起こった地震により吾朗の隣の家が火事になる。
そして、その翌日の朝、吾朗とともに交通事故に巻き込まれそうになったとき、不思議な出来事が起こる。事故の直前、意識を失った和子は、気がつくと家のベッドの上にいたのだ。何事もない朝、しかし授業が始まると、昨日と同じ授業をしていることに気がついた。
「時間が逆戻りしている」

和子は困惑し、一夫と吾朗に相談を持ちかけた。
ふたりになんとか信用してもらえた和子は、担任の福島先生に相談を持ちかける。

福島先生の意見と行動により、和子は4日前の、あの理科実験室の現場へとタイムリープする。
そして、犯人を待ち構えるのだった。

現場に現れたのは、なんと深町一夫だった。
そして彼は、和子に衝撃的な一言を告げる。
「ぼくは、その―未来人なんだ」
一夫はなぜ現代に来たのか、そして和子に話を告げるのか。
その真相がついに明かされる。

※ 「時をかける少女」は4部作となります。

著者

筒井康隆
誕生 1934年9月24日
大阪府大阪市

代表作

「家族八景」「虚人たち」「虚航船団」「朝のガスパール」など

53.源氏物語 若紫(下)

あらすじ

源氏、18歳の時。
瘧病(わらわやみ)にかかった源氏は、加持のために北山を訪れた。
加持の合間、北山を散策する源氏が見つけたのは、少女は雀の子に逃げられたのを嘆く、まだ幼い少女だった。 源氏は、その少女の中に藤壺女御の面影を見出し、結婚を申し込む。 だが、少女の祖母の尼君は、少女がまだ幼すぎるのを理由に、断るのである。

ある日、藤壺の宮が体調を崩し、里帰りをした。
源氏はこの機を逃してはと、侍女の王命婦に手引きを迫り、一夜の逢瀬を果たす。 しかしその後は、幾度送る手紙も取り合ってもらえず、悲しみに暮れる。 そんな中、藤壺の宮は妊娠し、源氏は夢見によってその子が、源氏と藤壺の宮の子であることを知る。

そして、藤壺の宮恋しさに日々暮らす秋の終わりごろ、あの北山の尼君と少女が京にもどって来ていることを知り、源氏は早速訪ねていくのであった。

著者

紫式部
生没年不詳(平安時代中期)
京都出身

代表作

『源氏物語』

訳者

与謝野晶子
誕生 1878年(明治11年)12月7日
大阪府堺市(現在の堺区)出身
死没 1942年(昭和17年)5月29日(満64歳没)

代表作

『みだれ髪』など

54.大正野球娘。(2)

あらすじ

「一緒に野球をしていただきたいの」
――時は大正14年、良家の子女が通う東邦星華髙等女学院の生徒・鈴川小梅は、仲良しのお嬢こと小笠原晶子に頼まれて、男子チームと野球の試合で勝負をするはめになってしまった。きっかけは晶子の許婚(いいなずけ)である岩崎荘介が晶子に対して発した何気ない一言。

曰く「女性に学歴は不要」
曰く「主婦として家庭に入るべき」

当時の社会ではごく一般的な考え方ではあるのだが、この言葉にカチーンときた晶子は、許婚が打ち込む野球でもって彼のハナをあかして、男尊女卑の考えを改めさせようと思い立つ。

小梅もまた、晶子の気持ちを知って共感。だが、野球のルールすら知らないふたりにとって、女性だけでチームのメンバー9人を揃えることからして難題であった。可憐な乙女たちが、セーラー服をはためかせ、旧態依然たる世の男どもに一泡ふかせたいと、いざ出陣!
長篇青春スポーツ小説。

※ 『大正野球娘。(2)』では、第一章の後半を朗読します。

著者

神楽坂淳

代表作

作家。主な著作として『大正野球娘。』シリーズ(トクマ・ノベルズEdge)、『制服娘。』(集英社スーパーダッシュ文庫)、などがある。

55.檸檬

あらすじ

えたいの知れない不吉な塊に心を抑えられていた
「私」は、音楽にも詩にも興味を示せず、放浪していた。
そんな折、寺町通の果物屋で、その店には珍しい檸檬が並んでいた。
その檸檬に惹かれ購入すると、気持ちが安らいでいくのだった。

著者

梶井基次郎
誕生 1901年2月17日
大阪府大阪市
死没 1932年3月24日(満31歳没)

代表作

「檸檬」「櫻の樹の下には」「ある心の風景」など

56.バカとテストと召喚獣(3)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(3)』では第四問前半を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

57.セロ弾きのゴーシュ

あらすじ

ゴーシュは町の活動写真館でセロを弾く係りだった。
しかし、楽団「金星音楽団」の中でも一番下手だったため、学長に厳しく叱られていた。

そんなゴーシュのもとに、ある晩、三毛猫が訪れ、演奏をせがまれるのであった。 その日から毎夜、様々な動物に訪問され、一緒に演奏をしていくなかでゴーシュに変化が表れていく。

著者

宮沢 賢治
誕生 1896年8月27日
岩手県花巻町(現・花巻市)
死没1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

58.ラプンツェル

あらすじ

子供を望む夫婦がいた。
その夫婦の願いは叶い子供を授ることができた。
その夫婦の家の後ろには魔女の庭があり、ラプンツェルが植えられていた。

「ラプンツェルを食べなければ死んでしまう」と懇願された夫は、妻のために魔女の庭へ向かうが、魔女に見つかり、ラプンツェルを自由に採る代わりに生まれてくる子供を渡すという約束をしてしまう。

やがて、魔女に連れ去られ、ラプンツェルと名付けられ女の子は、高い塔に閉じ込められてしまうのであった。

著者

グリム兄弟

ヤーコプ・ルートヴィヒ・カール・グリム【兄】
誕生 1785年1月4日
ドイツ出身
死没 1863年9月20日(満78歳没)

ヴィルヘルム・カール・グリム【弟】
誕生 1786年2月24日
ドイツ出身
死没 1859年12月16日(満73歳没)

代表作

『グリム童話』

訳者

中島孤島
誕生 1878年10月27日
長野県出身
死没 1946年4月9日(満68歳没)

59.乙葉しおりの朗読倶楽部(1)

あらすじ

まんたんウェブで連載中のコラム「乙葉しおりの朗読倶楽部」を、乙葉しおり自身が朗読します。 乙葉しおりの日々感じたことや所属する「朗読倶楽部」での出来事を、ぜひお聴きください。

60.最後の一葉

あらすじ

ワシントン・スクエア西にある芸術家の集まる地域にすむ、ジョンジーとスー。 この二人の若い画家は、共同のアトリエを持っていました。

しかし、ある日、ジョンジーが肺炎を患ってしまいます。
そして、こう言うのです。

煉瓦の壁を這うつたの葉の、その最後の一葉が散ったとき、自分も死ぬのだと。

著者

オー・ヘンリー

誕生 1862年9月11日
米国 ノースカロライナ州グリーンズボロ 出身
死没 1910年6月5日(満47歳没)

代表作

『最後の一葉』『賢者の贈り物』『赤い酋長の身代金』など

訳者

結城浩
誕生 1963年
プログラミング言語、デザインパターン、暗号、数学などの分野で入門書を執筆。『数学ガール』シリーズは累計10万部を突破。J.S.バッハの「フーガの技法」が大好きな、プロテスタントのクリスチャン。

61.雪女

あらすじ

武蔵の国のある村に、茂作と巳之吉という二人の木こりが住んでいた。
ある日、森に出かけた帰り、大吹雪に遭い、立ち往生する。
二人は渡し守の小屋に避難し、そこで眠りについた。
その夜、巳之吉が顔に吹き付ける雪に目を覚ますと、目の前には、白装束の女がいた。

著者

小泉八雲

誕生 1850年6月27日
ギリシャ レフカダ島
死没 1904年9月26日(満54歳没)

代表作

『知られざる日本の面影』『怪談』など

訳者

田部隆次
誕生 1875年10月20日
富山県
死没 1957年12月20日(満82歳没)

62.バカとテストと召喚獣(4)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(4)』では第四問後半を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

63.乙葉しおりの朗読倶楽部(2)

あらすじ

まんたんウェブで連載中のコラム「乙葉しおりの朗読倶楽部」を、乙葉しおり自身が朗読します。 乙葉しおりの日々感じたことや所属する「朗読倶楽部」での出来事を、ぜひお聴きください。

64.どんぐりと山猫

あらすじ

ある土曜日の夕がた、一郎のもとにおかしな手紙が届きます。 それは間違いだらけの文章で、面倒な裁判をするから来てほしいというのでした。 宛先は「山猫」になっています。一郎は喜んで、山猫を探しに行きます。 栗の木や笛ふきの滝に話を聞いて、やっと山猫のところにたどり着くと、 行われたのはどんぐりたちの裁判だったのです。

著者

宮沢 賢治
誕生 1896年8月27日
岩手県花巻町(現・花巻市)
死没1933年9月21日(満37歳没)

65.二十億光年の孤独(前)

あらすじ

谷川俊太郎のデビュー作にして代表作である詩集「二十億光年の孤独」を乙葉しおりが朗読します。 若い感性で描かれた、未来について、孤独について、運命について、宇宙について。 乙葉しおりの朗読でお聴きください。 ※『二十億光年の孤独(前)』では「はる」「わたくしは」など前半の25編を朗読します。

著者

谷川 俊太郎
誕生 1931年12月15日
東京都 出身

代表作

『二十億光年の孤独』『よしなしうた』『私』『スイミー』(翻訳)など

イラスト

朝倉めぐみ
1961年生まれ。
多摩美術大学油画科卒。
出版社勤務を経て、ロンドンに留学。帰国後、イラストレーターとして、 『ブリジット・ジョーンズの日記』(ソニー・マガジンズ)、 『イタリアンカプチーノをどうぞ』(PHP)などの装画・挿し絵のほか、 絵本制作、版画制作にも取り組んでいる。

66.赤毛のアン~世界名作劇場~(1)

あらすじ

19世紀末のカナダ東海岸にあるプリンスエドワード島。
グリーン・ゲイブルズと呼ばれる家にマシュウ・カスバートとマリラ・カスバート兄妹が住んでいました。 子供のいない二人は、孤児院から男の子を引き取ろうとするのですが、 手違いが起き、赤毛でやせっぽち、そばかすだらけの女の子、アンがやってきたのです。

※ この作品はテレビアニメ「世界名作劇場」シリーズの『赤毛のアン』(1979年放映)を小説化したものです。

cNIPPON ANIMATION CO.,LTD.
“Anne of Green Gables 邃「AGGLA”

原作

「赤毛のアン」(ルーシー・モード・モンゴメリ)

67.耳無芳一の話

あらすじ

昔、赤間ヶ関の阿弥陀寺に芳一という盲人が住んでいた。
芳一は琵琶の名手で、特に平家物語の「壇ノ浦の戦い」は鬼神すらも涙をとどめ得なかったと言われていた。 ある夜、芳一は一人の武士に連れられて、「高貴なお方」の屋敷に琵琶を弾きに行く。

そこで毎晩の演奏を頼まれた芳一は、夜毎に出かけるようになったのである。

著者

小泉八雲
誕生 1850年6月27日
ギリシャ レフカダ島
死没 1904年9月26日(満54歳没)

代表作

『知られざる日本の面影』『怪談』など

訳者

戸川明三
誕生 1871年2月7日
熊本県玉名郡岩崎村(現・玉名市)
死没 1939年7月9日(満68歳没)

イラストレーター

永井ひでゆき
1977年愛知県に生まれる。蟹座 A型 巳年。
イラストの仕事などをしながら絵本作家を目指してます。
趣味は散歩、鼻歌、映画鑑賞。
絵本ワークショップ「あとさき塾」15期生。
http://nagaihip.mine.nu

68.バカとテストと召喚獣(5)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(5)』では第四問後半を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

69.ハイスクールレイニー

あらすじ

天然KY系男子高校生・柳田伶新(やなぎだれいに)、美人だが中身が怖い、桐生美佳(きりゅうみか)、体育会系美少女?・桜庭伊織 (さくらばいおり)、背が低いのを気にして牛乳を飲んでいる、柊宗祐(ひいらぎそうすけ)、パワーバカ&非モテの松尾有司(まつおゆうじ)etc.そんなイカレタ奴らのハイスクールライフ!!

(C)Tsukiko Iwamura/ASCII MEDIA WORKS.All rights reserved.

著者

岩村月子(いわむらつきこ)
2009年、good!アフタヌーン(講談社)から『黒ブラ☆フェティシズム』でデビュー。現在、電撃コミック ジャパン(アスキー・メディアワークス)で『ハイスクールレイニー』を連載中。

70.乙葉しおりの朗読倶楽部(3)

あらすじ

まんたんウェブで連載中のコラム「乙葉しおりの朗読倶楽部」を、乙葉しおり自身が朗読します。乙葉しおりの日々感じたことや所属する「朗読倶楽部」での出来事を、ぜひお聴きください。

71.いかさま博覧亭

あらすじ

時は、江戸末期の文化文政時代。お江戸で一番にぎわっていた両国で、ひときわ閑古鳥が鳴いている見世物小屋があった。それが“博覧亭”だ。博覧亭の主で妖怪バカの榊を中心に、貧乳浮世絵師・蓮花や、そろばん小僧で番頭の柏、心優しいろくろ首の蓬、巨乳くのいち・八手たちのまわりでは、いつも妖怪がらみの珍奇な事件が勃発している。さて、今回はどんな事件が起きるやら…!

(C)Takahiro Shinoda/ASCII MEDIA WORKS.All rights reserved.

著者

小竹田貴弘(しのだたかひろ)。
江戸と風流を愛する漫画家。神奈川県出身。
デビュー作:『怪異いかさま博覧亭』(一迅社)。現在、電撃コミック ジャパン(アスキー・メディアワークス)で、続編である『いかさま博覧亭』を連載中。

72.バカとテストと召喚獣(6)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(6)』では第五問後半を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

73.乙葉しおりの朗読倶楽部(4)

あらすじ

まんたんウェブで連載中のコラム「乙葉しおりの朗読倶楽部」を、乙葉しおり自身が朗読します。乙葉しおりの日々感じたことや所属する「朗読倶楽部」での出来事を、ぜひお聴きください。

74.国王牧歌 ~アーサー王の誕生~

あらすじ

カメリアド王、レオデグランには美しい一人娘、グィネヴィアがいた。
アーサー王から結婚の申し入れを受けるが、アーサーの出自には謎が多く、様々なうわさが飛び交っていた。
レオデグランは、娘の結婚相手としてアーサー王がふさわしいのか確かめに、アーサーの出自について訪ねて行く。

円卓の騎士、手に持つ宝剣エクスカリバーでも有名な伝説の王、アーサー王。
その即位と結婚をテーマにした物語。

著者

アルフレッド・テニスン
誕生 1809年8月6日
イギリス
死没 1892年10月6日(満83歳没)

代表作

「アーサー王物語」など

75.怪人二十面相(1)

あらすじ

麻布の資産家である羽柴家には「喜び」の知らせがきていた。
十年以上も家出をしていた長男の壮一君が、父の壮太郎におわびをするために帰ってくるということだった。
しかし、その「喜び」も束の間。「恐怖」の知らせが羽柴家を襲う。
――怪人二十面相。
東京中を騒がせている賊が羽柴家が所有する貴重なダイヤモンドを「ちょうだいに参上する」と予告状を送ってきたのだ。

著者

江戸川乱歩
誕生 1894年10月21日
三重県名張町(現・名張市)
死没 1965年7月28日(満70歳没)

代表作

『D坂の殺人事件』『陰獣』『押繪と旅する男』『孤島の鬼』

イラストレーター

大橋慶子
岡山生まれ、岐阜育ち、現在は東京下北沢をうろうろするイラストレーター。
絵本作家としても活動。好きなモチーフは街と動物と植物。
http://okeico.exblog.jp/

76.二十億光年の孤独(後)

あらすじ

谷川俊太郎のデビュー作にして代表作である詩集「二十億光年の孤独」を乙葉しおりが朗読します。
若い感性で描かれた、未来について、孤独について、運命について、宇宙について。 乙葉しおりの朗読でお聴きください。

※『二十億光年の孤独(後)』では「二十億光年の孤独」「ネロ」など後半の25編を朗読します。

著者

谷川 俊太郎
誕生 1931年12月15日
東京都 出身

代表作

『二十億光年の孤独』『よしなしうた』『私』『スイミー』(翻訳)など

イラスト

朝倉めぐみ
1961年生まれ。
多摩美術大学油画科卒。
出版社勤務を経て、ロンドンに留学。帰国後、イラストレーターとして、 『ブリジット・ジョーンズの日記』(ソニー・マガジンズ)、 『イタリアンカプチーノをどうぞ』(PHP)などの装画・挿し絵のほか、 絵本制作、版画制作にも取り組んでいる。

77.乙葉しおりの朗読倶楽部(5)

あらすじ

まんたんウェブで連載中のコラム「乙葉しおりの朗読倶楽部」を、乙葉しおり自身が朗読します。
乙葉しおりの日々感じたことや所属する「朗読倶楽部」での出来事を、ぜひお聴きください。

78.乙葉しおりの朗読倶楽部(6)

あらすじ

まんたんウェブで連載中のコラム「乙葉しおりの朗読倶楽部」を、乙葉しおり自身が朗読します。
乙葉しおりの日々感じたことや所属する「朗読倶楽部」での出来事を、ぜひお聴きください。

79.日本国憲法

あらすじ

1946年11月3日公布し、1947年5月3日に施行された日本国の現行憲法。
前文および11章103条からなる。
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を基調とし、国会、内閣、裁判所、地方自治の保障を定めている日本国の最高法規である。

80.バカとテストと召喚獣(7)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(7)』では第六問前半を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

81.バカとテストと召喚獣(8)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(8)』では第六問後半を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

82.不思議の国のアリス(1) Alice's Adventures in Wonderland

あらすじ

ある日、アリスはおねえさんと川辺で座っていると、妙なうさぎが走ってくるのが見えました。
うさぎはチョッキのポケットから懐中時計を取り出すと、慌てて走っていきます。
それを見ていたアリスは驚きながらも興味津々になり、うさぎの後を追いかけていきました。
そしてうさぎが大きな穴に飛び込むのを見つけて、アリスも後を追うように穴に飛び込んでいき、まっさかさまに落ちていきました。

※この作品は原訳に載っていた訳者の注釈を省略しております。

著者

ルイス・キャロル
誕生 1832年1月27日
イングランド出身
死没 1898年1月14日

代表作

『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『スナーク狩り』『シルヴィーとブルーノ』など

訳者

山形浩生

83.バカとテストと召喚獣(9)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(9)』では第七問を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

84.堕落論

あらすじ

昭和21年4月、雑誌『新潮』に発表されたエッセイ。
人は戦争に負けたから堕落するのではない。人であるからこそ堕落するのであり、生きているから堕落する。
敗戦後、日本古来の文化が廃れつつあると憂う声があったが、昔からの文化に固執していては、新たな道を見つけ出すことは出来ないのだ。
もし、今の文化を捨てることを堕落と呼ぶのであれば、堕ちきってしまえばいい。
逆説的な表現で敗戦直後の人々に衝撃を与え、絶大な支持を得た作品が朗読で今よみがえる。

著者

坂口安吾
誕生 1906年10月20日
新潟県新潟市西大畑町(現・中央区西大畑町)
死没 1955年2月17日(満48歳没)

代表作

『風博士』『堕落論』『桜の森の満開の下』『不連続殺人事件』など

85.風の又三郎(上)

あらすじ

ある日、山あいの小さな学校に変わった姿の転校生がやってきた。
彼の名前は高田三郎といい、クラスのみんなはその不思議な様子から伝説の風の精、風の又三郎だと思う。
初めはみんな三郎の異様な言動などに戸惑っていたが、一緒に遊んでいるうちに親交を深めていく。

著者

宮沢 賢治
誕生 1896年8月27日
岩手県花巻町(現・花巻市)
死没1933年9月21日(満37歳没)

代表作

『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』など

86.猫吉親方 またの名 長ぐつをはいた猫

あらすじ

ある日、三人の息子が遺産を分けることになり、一番上の息子が風車、二番目の息子はロバ、そして末の息子がは猫を一匹という分け前になりました。
上の二人の息子は合わせて働けば立派に暮らしていけるのに、自分は猫を食べたあと残った毛皮で手袋をこしらえたらお終いだと末の息子は嘆きました。
しかし、それを聞いた猫は袋を一つと長靴を一足こしらえてくれれば、幸せにしてくれるという。
末の息子はあてにはしていなかったものの、猫の言うとおりに袋と長靴をこしらえたのだった。

著者

シャルル・ペロー
誕生 1628年1月12日
フランス パリ 出身
死没 1703年5月16日(満75歳没)

代表作

『赤ずきん』『長靴をはいた猫』『シンデレラ』『眠る森のお姫さま』など

87.不思議の国のアリス(2) Alice's Adventures in Wonderland

あらすじ

ある日、アリスはおねえさんと川辺で座っていると、妙なうさぎが走ってくるのが見えました。
うさぎはチョッキのポケットから懐中時計を取り出すと、慌てて走っていきます。
それを見ていたアリスは驚きながらも興味津々になり、うさぎの後を追いかけていきました。
そしてうさぎが大きな穴に飛び込むのを見つけて、アリスも後を追うように穴に飛び込んでいき、まっさかさまに落ちていきました。

※この作品は原訳に載っていた訳者の注釈を省略しております。

著者

ルイス・キャロル
誕生 1832年1月27日
イングランド出身
死没 1898年1月14日

代表作

『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『スナーク狩り』『シルヴィーとブルーノ』など

訳者

山形浩生

88.バカとテストと召喚獣(10)

あらすじ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」
アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクラス分けされる。
秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。
明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。
それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!? 
第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞作。

※ 『バカとテストと召喚獣(10)』では第八問から第九問前半を朗読しています。

(c)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC.

著者

井上堅二
東京生まれの札幌育ち。葉賀ユイさんの描く木下秀吉をこよなく愛する。
小説デビューしたことは両親や友人知人含め、誰一人知らない。
仕事で報告書を書くと「井上の日本語はさっぱりわからん!」と上司の間で大評判。
今更「一応プロです」と名乗るには相当の勇気が必要だと思われる。
本作でうっかり第8回エンターブレインえんため大賞編集部特別賞受賞。

イラスト

葉賀ユイ
東京生まれ千葉育ちだが20年来のタイガースファン。
そして阪神との3対3トレード以来のファイターズファン。
大学時代からイラストの仕事を始めて、その後ゲーム作りの現場では企画脚本原画彩色と何でも屋をやっていた。未だに職業欄の記入で手が止まったりすることも!?

89.ガルシアへの手紙

あらすじ

マッキンリー大統領はガルシアという男と連絡を取るために、ローワンという男に手紙を託した。
その時ローワンは手紙を受け取るに当たって「その人はどこにいるのですか?」などと何一つ尋ねなかったのである。
そして彼こそは、その姿を銅像に残し、国中の学校に設置し、永遠にその業績を称えるべきだと賞賛された。
実際、彼のような性格の持ち主は非常に珍しく、どこに行っても重宝される。
「ガルシアに手紙を持っていく」人物はあらゆる場所で必要とされているのだ。

著者

エルバート・ハバート
誕生 1856年
死没 1915年